【Hands-on】Bluemix上のApache Sparkを使って、twitterのリアルデーターの分析と表示。

今回のブログでは、BluemixとApache Sparkを使ってtwitterのリアルデーターを取得し、BluemixのTone Analyzerで感情分析されたデーターをSparkで解析後、Jupyterで表示する内容を紹介したいと思います。

使うサービスはこちら。

作業手順

・Twitter Application作成

・Spark用notebook入手

・Tone Analyzer作成

・BluemixのSpark設定(追加)

Twitter Application生成

まず、最初に今回のハンズオンで使用するtwitterデーターを取得するため、Twitter Appを生成し、そのAppのアクセスキーを入手します。

※ Twitterのアカウントをお持ちではない方は、この手順を実施せず次の「sparkの追加」に移動してください。

・Twitterログイン後、下記のURL実行

https://apps.twitter.com/

下記の画面にて、Twitter Apps情報を入力し、APIを生成します。

Website URLは、Bluemixランタイムで構築されたアプリのURLでも良い。

生成されたTwitter API アクセス情報を確認

① Twitter API 初期画面から「Keys and Access Tokens」タブに移動

② Consumer Key (API Key)とConsumer Secret (API Secret)を確認

③ 「Create my access token」をクリックし、トークン生成

 

◼︎ 生成されたトークンが確認できます。

 

ここまで進んだら、下記の4つのキーをメモ帳などにコピーペーしてください。

・Consumer Key (API Key)

・Consumer Secret (API Secret) 

・Access Token

・Access Token Secret

Spark用サンプルNoteBookを入手

下記のリンクに接続してください。

https://github.com/ibm-cds-labs/spark.samples/tree/master/streaming-twitter/notebook

 

※ 下記の手順に従って「Twitter + Watson Tone Analyzer Part1.ipynbとTwitter + Watson Tone Analyzer Part2.ipynb」をそれぞれ実施(2回実施)してください。結果物として、2つ(Part1とPart2)の「ipynb」ファイルが入手できます。

① Twitter + Watson Tone Analyzer Part1(2).ipynbをクリック

② Rawをクリック

③ ページを別名で保存

※ ダウンロードされたファイルの拡張子が「ipynb」かを確認し、違う場合は拡張子を「ipynb」に変更

 

◼︎ 下記のように「ipynb」ファイルがあれば次に進みましょう。

Bluemix:Tone Analyzer(テキスト感情分析)作成

① カタログ

② 「Bluemix Labs Catalog」クリック(カタログ画面の一番下)

③ 検索バーにて「tone」を入力

④ Tone Analyzer選択

・Tone Analyzerのアクセスキー情報を取得

① 情報確認の後、「作成」クリック

② サービス資格情報クリック

③ 資格情報が表示されたら、下の3つの情報をテキストエディターなどにコピーペー。

 ・url

 ・username

 ・password

Bluemix:Aparche Spark生成

① カタログ

② 検索バーに「spark」入力

③ Apache Spark選択

 

① Sparkの情報(スペース・アプリ・サービス名・資格情報名・プラン)を確認し「作成」クリック、

 それぞれの情報は変更可能だが、デフォルトでも良い。

② 「ダッシュボード」へ移動

③ 作成済みの、「Apache SparkとTone Analyzer」が確認できる。

Apache Sparkの設定開始

※ 上記の画面(ダッシュボード)の「Apache Spark」をクリック

①「OPEN」をクリック

② 先ほど追加されたSparkのサービス名をクリック(今回は、Apache Spark-2p)

Bluemix:Object Storage追加

① Object Storage クリック

② Add Object Storage クリック

③ New → 内容入力

 ・Space情報などに間違いがあるかを確認してください。

 ・3番目の項目「Select Plan ~」では、「Free」を選択します。

④ 内容確認後、CREATE クリック

⑤ 生成された「Object Storage」が確認できる。

jupyter NoteBook作成

 

Notebookに設定する、TwitterやTone Analyzerのキーセット作成

 

・下記のテキストをコピーペーして、「XXXXX」の部分を埋めてください。

val demo = com.ibm.cds.spark.samples.StreamingTwitter

demo.setConfig("twitter4j.oauth.consumerKey","XXXXX")

demo.setConfig("twitter4j.oauth.consumerSecret","XXXXX")

demo.setConfig("twitter4j.oauth.accessToken","XXXXX")

demo.setConfig("twitter4j.oauth.accessTokenSecret","XXXXX")

demo.setConfig("watson.tone.url","XXXXX")

demo.setConfig("watson.tone.password","XXXXX")

demo.setConfig("watson.tone.username","XXXXX")

◼︎ NotBook 1を作成

 

※ 注意

Notebookの実行は、一行の処理が終わってから次に進みましょう。

処理が行なわれている間は、「[数字]」の部分が「*(アスタリスク)」になり、処理が終わったら数字に変わります。

① My Notebooksをクリック

② NEW NOTEBOOKをクリック

③ From Fileをクリック

④ Neme 入力

⑤ ファイルを選択で、先ほど「spark用のサンプルnotebookを入手」で

 作成した「Twitter + Watson Tone Analyzer Part1.ipynb」を選択。

⑥ CREATE NOTEBOOKをクリック

 

上記の作業を完了すると、下記のNotebook画面が表示されます。

① 「PLAY」アイコンで1行ずつ、実行していきます。

 「STOP」アイコンで実行を止めることができます。

② 上記の「Twitter Application生成」で生成された、Twitterのアクセスキーと「Tone Analyzer作成」で生成された、Tone Analyzerのアクセス情報を設定します。

③ コードに設定されている時間間データーを取得するので、処理が終わるまで待ちます。

 この部分は、TwitterStreamからデーターを取得します。

 処理の途中に「*(アスタリスク)」が数字に変わり、処理が終わっているように見えるが、

 最終的に検索されたデーターの件数が表示されるので、検索データーの数字が出力されるまで待っていてください。

 処理が終わっていない状態で次に進むとエラーになるので要注意です。

 

・Notebook1では、Object Storageにデーターを保存します。

① 「tweetsFull.parquet」のファイル名で保存する。(変更可)

② 保存されたファイル(データー)をセレクトしてみます。

③ Object Storageにデーターがどのように生成されているのかを確認してみましょう。

 「ダッシュボード」をクリックします。

④ Object Storageをクリック

⑤ Notebook1で生成した、ファイル名で「Notebook」が保存されているのが確認できる。

◼︎ NoteBook 2を作成

 

手順は、「Notebook1を作成」と同じですが、手順⑤のファイル選択で「Twitter + Watson Tone Analyzer Part2.ipynb」を選択してください。

Notebook2では、「Notebook1」で入手されたデーターを使ってデーターを可視化します。

「Notebook1」と同じく一つずつ実行していてください。Notebookのクエリなどを変えながら実行していくと、違う形のグラフを表示することができます。